暑い日が続きます。皆さん、体調管理には充分ご注意ください。
外とエアコンの効いた室内との温度差も激しくなりますし、冷房では思いのほか乾燥するものです。
脳梗塞は、寒い冬に多いという印象がありますが、実は暑い夏場でも少なくはないのです。
脱水により血液粘度が上昇して血管が詰まりやすくなります。ですので、こまめに水分を補給して、脱水にならないようにしてください。
とくにご高齢の方は、脱水症状に気付かないこともありますので、早めに早めに補給を心掛けてください。
睡眠中にも脱水になりますので、寝る前や起床時にも水分をとるようにしましょう。
院長
2019年7月31日水曜日
日立循環器連携講演会へ参加
昨日は日立に出向き、心臓の先生のお話を聞いてまいりました。
院長
特別講演は伏見AFレジストリで有名な赤尾先生です。京都からおいでになり、日立は涼しいとおっしゃってました。(日立も暑いのですが、京都は37度)
以前に講演会でご一緒させていただいたことがあります。
今回は、抗血栓薬の使用についてのデータをお話されました。
日立市では、「日立心房細動連携パス」が運用されており、専門医と開業医の間の循環型パスで心房細動の患者さんを治療しています。
ひたちなか市に昨年クリニック開設して、患者さんを診て思うのですが、日立の病院で外来していた頃に比し、心房細動患者さんが少ない。いてもすでに治療されている。そんな印象があります。まだ、当クリニックの患者さんが少ないのか、先生方がよく治療・管理されているのか。はたまたこの地域は患者年齢が低いのか。
院長
2019年7月28日日曜日
2回目のオンライン診療研究会
今日は、東京大学構内の会場で、オンライン診療研究会。
インドやデンマークから、Skype経由のプレゼンもあったりしました。インドでは、問診にAIが介入して診断の補助をしているらしい。デンマークは、日本のマイナンバーカードにあたるもので、個人のメディカルデータがすべて管理されているようです。医療情報のIT化が激しい。日本のオンライン診療は、低い診療報酬のため、患者利便性はあるものの、普及はいまいち。臨床データの蓄積中です。
インドやデンマークから、Skype経由のプレゼンもあったりしました。インドでは、問診にAIが介入して診断の補助をしているらしい。デンマークは、日本のマイナンバーカードにあたるもので、個人のメディカルデータがすべて管理されているようです。医療情報のIT化が激しい。日本のオンライン診療は、低い診療報酬のため、患者利便性はあるものの、普及はいまいち。臨床データの蓄積中です。
会場は、全く縁の無かった東大。赤門をくぐって中へ。構内を少し散歩してみました。歴史を感じさせる建造物があり、いたるところに緑が配置されています。勉強するにはとてもいい環境と思いました。
院長
2019年7月26日金曜日
ひたちなか市医師会臨床研究会
昨日参加してきました。
当院としては、初めての参加・発表となります。
もう33回目ということで、とても歴史ある会のようです。
以下演題で発表
クモ膜下出血というと、救急搬送というイメージが強いですが、歩いてクリニック・病院を受診する場合もまれではない、頭痛の起こり方などに要注意という主旨の内容です。
要注意の頭痛は、次のようなものです。ご注意ください。
1.突然の頭痛
2.今まで経験したことがない頭痛
3.いつもと様子の異なる頭痛
4.頻度と程度が増していく頭痛
5.50歳以降に初発の頭痛
院長
2019年7月19日金曜日
日立脳卒中医療フォーラム参加
ひたちなかに来てから、日立はだいぶ遠くなりました。シビックセンターまで、車で75分。夕方混みますね。
業者主催で2人の先生方が講演しました。特別講演の座長は、本院の佐藤院長でした。
いろいろ勉強会にも顔を出して、自分の頭をupdateすることも必要でしょう。
(ブログにしては、院長の投稿は固くなりがちです。スタッフの投稿歓迎します。)
院長
業者主催で2人の先生方が講演しました。特別講演の座長は、本院の佐藤院長でした。
いろいろ勉強会にも顔を出して、自分の頭をupdateすることも必要でしょう。
(ブログにしては、院長の投稿は固くなりがちです。スタッフの投稿歓迎します。)
院長
医師会納涼会
7月18日ひたちなか市医師会主催で、納涼会が行われました。ホテルクリスタルパレスです。
はじめて、納涼会に参加させてただきました。アトラクションでは、コロ・フィーノという女声合唱団の「君よ・勝田の風になれ」などの曲目があり、それらを聞きながらのお食事・歓談となりました。
うっとしい天気が続きますが、気持ちよいひとときでした。
院長
はじめて、納涼会に参加させてただきました。アトラクションでは、コロ・フィーノという女声合唱団の「君よ・勝田の風になれ」などの曲目があり、それらを聞きながらのお食事・歓談となりました。
うっとしい天気が続きますが、気持ちよいひとときでした。
院長
2019年7月6日土曜日
頭痛、Zutsu、ずつう
7月5日水戸で、茨城県の頭痛研究会がありました。今年で13回目です。
頭痛専門医を取得した後より、この会からお誘いをうけ、私も世話人になり参加するようになりました。
本日のテーマは てんかんと頭痛、小児の頭痛でした。
本院からも遠藤先生が、まれな頭痛でも、診断をきちんとすれば、頭痛は止まるとの報告。
インドメタシン反応性頭痛---聞き慣れない頭痛ですが、特定の薬剤が著効する頭痛のタイプがあるのです。
県立こども病院で、世話人でもある先生が、小児頭痛外来を開設していることを知りました。とても、心強く思います。
水戸に頭痛の指導医先生や、筑波に小児頭痛の専門の先生もいらして、相談も出来ますし、とても診療をしやすい環境にあると感じています。
当院では、曲がりなりにも、頭痛専門医として診療をしている訳ですが、二次性頭痛は見逃さない自信はあります。しかしながら、一次性頭痛、とくに小児に関しては、まだ経験不足であり、近隣の専門の先生にお世話になることも多いと思います。
院長
2019年7月4日木曜日
脳腫瘍診断・治療の現状
麻酔科の先生と脳外科教授先生のご講演でした。
麻酔科の先生(光成先生)から、術後の回復をよりよくさせる方法を行っていると報告ありました。一昔前は、主治医の先生一人で術後もんもんと、患者さんの具合をみながら治療を考えていることが多かったのですが、最近は、いろいろな職種が積極的にかかわり、術後の患者回復を体系的にサポートするようになっているのだ、と感心。
医師の負担軽減にもなり、いいですね。
脳腫瘍の話しは、最近の遺伝子診断のお話があり、興味深く聞きました。
大学での研修時代、教授先生に、「術後患者さんの病理を顕微鏡で見たのか」、と厳しく指導されました。この影響で、本院に脳腫瘍患者の病理データベースを作成し、病理所見をいつでも気軽に閲覧できるようにまでしてました。
しかし、今の脳腫瘍診断では、「患者さんの脳腫瘍遺伝子見たか」となってしまいます。ちょっと簡単には見られないです。
脳腫瘍の診断は、大きく変わりました。それにより治療も変わりました。ちょっと、ついて行けない、ので、画像診断ちゃんとします。
院長
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