自分の休日のある日、ジョギング中に遭遇しました。
左側歩道をジョギング中の私の右手後方から、左車線を接近してきて、私を追い越したところで、車線のほぼ真ん中に、ハザードランプをつけて停止した自衛隊ジープ。後部座席からおりた隊員が、センターライン付近に落ちていた、ダンボールの切れ端(のようなもの)を回収してから、車にもどり、後続の車列に一礼して、後部座席に乗り込みました。ほんの十数秒の出来事でした。道路の安全確保のための行為と思います。
自衛隊は、国民の安全を守るのが使命。このようなこともしてくれているのだと、ちょっとした感動体験でした。わざと車線の中央に停止して、危険な追い越しをされないようにしていたのでしょう。
今年のコロナ禍での医療崩壊をくい止めるためにも、医療の逼迫した一部地域で自衛隊を必要としました。政府は旭川市と大阪府に自衛隊所属の看護師を派遣しました。危機的な状況では最後の砦として国民から頼られている状況がよく分かります。
そう言えば、2011年東日本大震災時、断水の際に、自衛隊員から給水を受けたことを思い出します。この大災害でも、多くの命を救ったことは未だに記憶に新しいことです。
来年には、ちょうど被災後10年になります。今一度、自衛隊の方々の活動を振り返り、敬意を表したいと思います。
「自衛官は、有事においてはもちろん平時においても、つねに国民の心を自己の心とし、一身の利害を越えて公につくすことに誇りをもたなければならない。」自衛官の心がまえ(防衛省・自衛隊)—すごい。
Youtubeより→【ありがとう、自衛隊〜東日本大震災の記録】
院長