新型コロナウイルスの感染拡大対策として、4月7日に東京を初め、7都府県を対象に緊急事態が宣言されました。諸外国のロックダウンとは規制の程度が異なり、罰則規定などはなく、ゆるい規制とは言え、強く自粛を求めるものです。したがって、個人の行動変容が極めて重要になってきます。国民性や行動規範を問われていると捉えるべきでしょう。
以下、安倍総理大臣の要請です。
「最も重要なことは、国民の皆さんの行動を変えることだ。専門家の試算では、私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる。効果を見極める期間も含め、大型連休が終わる来月6日までの1か月間に限定して、国民の皆さんには7割から8割の削減を目指し、外出自粛をお願いする」(NHKより)
このなかで、8割の接触削減が要求されています。とはいえ、人との接触が仕事になっている業界ではなかなか難しい。医療業界も患者さん相手であり、近接しての診療は避けられない状態です。もちろん、テレワークも困難ですね。
2011年3月の震災後では、人との接触や繋がりを直接増やそうという取り組み・活動が広がりましたが、今回は、その時とは全く逆の対応になります。
閉じこもり、ストレスは、様々な疾病のもとになります。天気のよい時は、外へ出て、沿道に咲き誇る桜を見て歩くのは、外出制限にはならないはずです。三密(密集、密閉、密接)を避けて、気分転換に外にでましょう。
院長
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