今年で、38回目となる日本認知症学会の学術集会が、新宿で開催され、3日間の会期中、土曜日9日の1日のみクリニック代診をお願いして出席してきました。最終日でありプログラムもそう多くはありませんでしたが、認知症とAIの話しや患者家族の会からの発表などを聞いてきました。
日本のAI関連では介護ロボットとして、たくさん開発が進んでいますが、欧米では、日本ほど進んでいないようです。日本では、ロボットというと鉄腕アトムであり、人間の味方ですが、欧米では、アイザック・アシモフのロボットで、SFミステリ的で怖い印象がある、とのことでした。なるほどと思います。映画ターミネーターもそうですが、欧米のロボットは怖いですね。介護とはあまり親和性なさそう。
痴呆症が認知症に名称変更になったのは、日本が先駆けで、欧米のほうでも、dementia(痴呆)を変えてcognitive(認知の)障害という言葉にしていくとの情報もありました。正確な言い方は忘れました。
9日土曜日には、皇居で天皇陛下即位の国民祭典が行われていました。夕方そばを通りかかると国歌斉唱が漏れ聞こえました。数台の大スクリーンも用意されており、中の様子も映し出されていました。今回はたまたま、11月10日(学会の翌日)に、祝賀パレードが変更されたため、もしかして見られるかもしれないと思い、当日パレード見物を思い立ち、皇居へ向かったものの、ものものしい警備とものすごい人でした。3時間半じっと、パレード開始を、警察官に指定されたブースで待ちましたが、肉眼でみるのは厳しい状況でした。そうではありましたが、二重橋の所で、十分雰囲気を味わうことができたので、記念になりました。
院長
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