2025年3月1日土曜日

初めまして! 菊地です。

 2月から入職しました作業療法士の菊地です。

これまで回復期病棟やケアミックス病院を経て、脳血管疾患や整形疾患、神経難病の方々などの在宅復帰に携わってまいりました。退院後に訪問リハビリを担当する機会もあり、退院後の生活支援の重要性を感じ、今回の入職に至ります。

家での生活は家事なども含めると行うことがたくさんあります。無理をされて体を痛めたり、怪我などするケースも見られます。無理のない過ごし方や、身の回りの環境調整の提案など、末永く自宅で生活できるように微力ながらサポートさせていただきます。

花粉がつらい季節になってきました。今年の茨城の花粉飛散量は非常に多いそうです。 私も含め花粉症の皆さんは花粉対策などして一緒に乗り越えましょう!

訪問リハビリ ひだまり 菊地

2025.3.1

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2025年2月21日金曜日

ひたちなか市 市民健康講座

 2月11日に、ひたちなか市ヘルスケアセンターにおいて、「ひたちなか市市民健康講座」の講演をさせていただきました。

脳卒中の予防 〜健康で長生きするために〜
という演題です。

主催はひたちなか市の医師会等です。

スタッフ含め100人の市民の方々が出席されてました。


主催:ひたちなか市医師会、ひたちなか市歯科医師会、ひたちなか薬剤師会

共催:ひたちなか市、後援:茨城県医師会、ひたちなか保健所

私が、お話した内容は以下になります。

まず、脳卒中の種類を知っていただき、その原因としては、生活習慣病が要因として大きいため、まずは、高血圧症をはじめとする疾患を予防・治療することが大切です。

脳卒中の中でも、大きな脳梗塞を起こし、重症化しやすい心原性脳塞栓症の予防も重要で、そのためには検脈(脈拍を触知する)が重要であることを説明しました。

脳卒中の最初の症状として、顔のゆがみ(Face)、腕の脱力(Arm)、言語障害(Speech)、略してFAST。これらの症状がでたら、すぐに(Time)医療機関を受診することが大切です。

身体機能や認知機能を末永く保つために、次の2つのことを提案しました。一つは「一読、十笑、百吸、千字、万歩」、もう一つは、「つながりを持つ」。読んで字の如しで、それぞれについて、具体的に方策を提示いたしました。

最後に、今回の演題である「脳卒中の予防〜健康で長生きするために〜」をテーマに、AI(人工知能)にイラストを書いてもらったものを表示して講演を閉じました。以下のスライドになります。AIがまとめた脳卒中予防で健康長寿。いかがでしょうか。

カラフルなイラストで、気に入っています。
運動や食事、ストレス緩和、心臓・腎臓などが描かれていますね。





主催、共催、後援、そして、ご出席いただいた市民の方々、ご聴講いただき誠にありがとうございました。皆様の健康維持・増進に少しでも参考になっていれば幸いです。





院長 2025年2月21日

2024年9月23日月曜日

福島孝徳先生追悼

以前、本院(聖麗メモリアル病院)の手術顧問としてお世話になっていた米国デューク大学脳神経外科教授 福島孝徳先生が今年3月にご逝去されました。「神の手」としてテレビ出演したこともあるので、ご存じの方もおられるかも知れません。

聖麗メモリアル病院でも、昭和58(1983)から25年に渡り、多くの難治患者を治療していただきました。本院および患者さんへの貢献は計り知れません。心より感謝と哀悼の意を表します。

 以下の文章は、聖麗メモリアル病院で以前、脳外科認定専門医が月1回、順番に書いていた「専門医letter」に投稿したものです。2013年に、私からみた「福島孝徳」先生を記しています。一部、専門的な内容も含みますが、ご興味ある方はご一読ください。一部削除をして、写真は今回、付加したものです。

 

===以下、引用。


福島孝徳先生

 

 今年(2013)の脳神経外科総会初日1016日に、福島孝徳先生が講演するセッションが企画されていました。久しぶりにお見かけし、元気に歩いているお姿に敬服いたしました。一緒に手術をさせていただいた過去を思い出しつつ、福島節で語られるご講演を聴いていました。『エキスパートからのメッセージ:21世紀の脳神経外科医に伝えたい過去!現在!未来!』というセッションで、45年間のご自身の脳外科手術人生を振り返り、手術の達人になるには、どのようなことが必要なのか、そして、どれほど困難な手術に挑戦してきたか、そのようなことをお話されました。最後にあと50年はマイクロ顕微鏡による人手での手術は継続されるであろう。福島先生が天国に行く前に、ちゃんと手術を覚えて欲しい、という結論でした。福島手術を一時期サポートしていた医師がその当時の様子を書くことはあまりないでしょうが、これを機会に昔を思い出してみました。


 当院と福島先生との関係。当院で福島先生にお世話になった手術症例は、昭和58年から平成20年までの間、計445例あります。昭和58年当院開設当初から手術に来られていたようで、初期の頃は、近隣の顔面けいれん、三叉神経痛の患者さんや急性期のくも膜下出血など当院での患者をお願いしていたようです。その他未破裂脳動脈瘤や良性腫瘍もかなりありました。毎月来院していたことが、手術記録から分かります。福島先生が平成元年にアメリカに渡ってからは、年数回来日する際にまとめて手術をするスタイルになったようです。平成2年に私が当院に来ていますので、福島先生には手術の際の体位取りなど初歩的なことから、腫瘍の取り方まで、多くのことを、教訓的なことも含めて教えていただきました。平成14年頃から東北大学病院の耳鼻科からの紹介で聴神経腫瘍の患者さんが来るようになり、遠方からも福島手術を希望して来られるようになりました。更に、平成15年には、「情熱大陸」や「夢の扉」その他多くのテレビ番組で、神の手、ブラックジャック、スーパードクター、ラストホープとして、奇跡の手術が行われているような報道がされると、近隣の患者よりも、全国から(といっても、東京近郊、関東周辺などが多かったようです)患者さんが来られました。とくに多くの施設で手術を断られるような困難なケースも含め、腫瘍を中心に集まるようになりました。このような患者さんは、アメリカの福島先生へ、手紙や電子メールでコンタクトをとり、直接相談されていた場合も多いようでした。


 患者さんへの手術の説明日程や、手術日の選定などは、その対応のほとんどを、私と事務・外来看護師で担当していました。手術当日には、福島外来受診患者ばかりではなく、多くの見学者も来院しますので(写真)、その対応にも気を使う必要があり、手術が近づくと妙に緊張したのを覚えています。医師以外、獣医師も見学にみえたことがあります。手術前にはその進行予定を記入したタイムテーブルを作成しました。それに患者のkey filmを貼り付けたものを作成し、福島先生の助手を勤める先生を割り当てて、とにかく手術がスムーズに行くように配慮しながら日程を調整していました。毎回、予定時間通りいくことはほぼありません。遅くなることがほとんどで、夜中になることもしばしばでした。長時間の手術を複数件こなす福島先生の気力は、若かった私達もかなわないほどの激しいものでした。1日に2,3件の腫瘍症例が入ることも希ではなく、その忙しさは当院では「お祭り」と呼んでいたことでもうかがい知れます(写真)

顕微鏡で手術中の福島先生











多くの手術見学者














 怒るときはこれまた厳しい所があります。当院医師やスタッフにミスがあると、手術の最初から最後まで、ずっと怒っていますが、手は確実に病巣をとられ、着実に摘出が進んでいく。その辺は天性の器用さがあります。副院長であった私を怒る先生はなかなかいませんが、福島先生にはよく怒られました。当院赴任初めの頃は、開頭のお手伝いをしていましたが、福島先生の思い通りの開頭になることはなく、いつも細かい修正をされながら、見よう見まねでエキスパートの手技を覚えていきました。他医師の不手際を私が厳しく怒られることもあり閉口しました。例えば、再発聴神経腫瘍で開頭に割り当てられた先生が、開頭位置が不適切なために、勝手に小脳のuncapping(小脳外側切除)をしようとしていたところが見つかり、何を指導しているのか、とその日ずっと叱責を受けました。しかしながら、その先生は、あまり当院の方法に従わず、独自の方法で手術をされる方であり、いかんともしがたい部分もありました。指導力の不足と言えばそれまでですが。。。とにかく初めの頃はよく怒られました。


 そんな折、NHKのクローズアップ現代から前取材というか、話を聞かせてください、というような依頼がありました。そのとき、お話しした内容を記載しておきます。残念ながら、福島先生の番組は放送されませんでした。福島教授の診療姿勢としてお話いたしました。

1)どんな患者でも見ます。

例え、悪性で、余命幾ばくもなく、手術の適応にならない患者、神経変性疾患のため手術では治らない患者も、自分を求めてくる患者は、全て診察をします。病状について正確に説明した上で、元気づけてあげる。そして希望を与える言葉をかけてあげる。

2)手術、後遺症のことも考える手術。

危険な所を、経験的に知っています。難しい手術をすれば、術後かなりの病状悪化を来すことがありますが、しかし、日常生活を出来るくらいまで、回復出来るところまでのぎりぎりのところで、手術の判断(メスを入れるか入れないか)をしています。

3)誰がやっても出る後遺症を、受け入れて治療に踏み切る。

手術は、もちろん、難しいものばかりで、誰が手を下しても、ある程度の後遺症が予想されます。しかし、手術しなければ、かならず悪くなる患者がいるのも事実です。後遺症が出れば、恨まれるのは、分かっていますから、誰も手を出しません。それを受け入れて手術治療を選択する勇気があります。

4)常に明るく、前向き。

楽観的すぎる所もありますが、この姿勢は、まわりを巻き込んで、困難な治療に立ち向かう雰囲気を作っていきます。

5)とても教育熱心です。

助手に入った私達に対しても、また見学者がいる場合にも、懇切丁寧に解剖や手術方法について説明をしながら、手術を行ってくれます。

 以上が、クローズアップ現代の下調べでお話した主な内容でした。その頃は、福島先生は当院にとっては病院全体に活力を与える存在であり、先生と一緒に患者さんを治していくことに、当院スタッフ皆さん、誇りを持っており、来日を楽しみにしていました。


 楽しいことばかりではありません。福島手術について、術後クレームとなる患者さんも時に発生します。神の手による手術では、全く合併症なく治癒すると安直に考えている場合におきます。大きな腫瘍や深部病変を持ったもの、あるいは再発再手術例では、ある程度の後遺症を覚悟しなければなりません。腫瘍全摘で多少の後遺症があっても再発の心配なし、と、症状は全く術前と変わりないが、再発の心配を常にかかえながら今後の人生を過ごすのと、はたしてどちらがいいのか、クリティカルな病巣の場合はこのような状況が起こり得ます。

 ドクターショッピングをしたあげく、最終的にたどりついた術者に対しては、術前予想とは異なり、たとえ100%満足のいかない結果であったとしても、それを受け入れるのが、術者に対する礼儀であろうと思っています。当院スタッフによる神の術後管理や病状説明、あるいは神の看護を要求される患者ご家族もあり、地域医療の近隣患者診療とは少し違った対応が必要となりました。うまくいかないとクレームの矛先は当方へ向くこともあり、苦い思いを何回かさせられました。お願いする側の覚悟も必要であるべきなのです。

 平成8年にアメリカの脳外科総会に合わせて、福島先生が教授をされているペンシルバニア医科大学・アリゲーニー総合病院へ手術見学に行ってきました(写真)。その際も、他国から見学に来ている先生たちと一緒に、解剖学実習と手術見学を合わせてお世話になりました。なぜかご家族のお食事や娘さんのスケートの見学、さらには業者さん相手のゴルフ接待にまで付き合わされましたが、とても面倒見が良いフレンドリーな先生なのだなと思いました。

手術実習後の会食










 

 脳神経外科医は手術で患者を治す、そのエキスパートになりなさい、今回の講演での先生のメッセージは、極めてシンプルなものでした。はじめに引用したように、マスコミへの高頻度出演など、良くも悪くも言われていますが、45年間全くぶれない姿勢に感服いたしました。

 手術を通しての表面的なお付き合いではありましたが、私に手術方法の基礎、とくに出血をさせない手術をたたき込んでくれたことにとても感謝しております。

 

===以上、引用。

 

 あるとき、脳外科の学会に参加していて、宿泊ホテルの朝食ビュッフェでばったりお会いしたとき、「やあ、おかべ先生、ゲンキ!!」と福島先生のほうから声をかけていただいたことを、昨日のことのように思い出します。

 天国でも手術をされているのでしょうか。下界では救いきれなかった患者さんを手術しているかも知れません。

 一時期「神の手」の助手として一緒にお仕事できたことを誇りに思っております。

福島先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


院長 2024.9.23











2021年10月29日金曜日

世界脳卒中デーにライトアップ

毎年10月29日は、世界脳卒中機構が定めた「世界脳卒中デー」です。

今年のテーマは「Minutes can save lives 迅速な受診が人生救う」です。
日本脳卒中協会では、脳卒中の症状を知っておき、脳卒中だと思った時はすぐに救急車を呼ぶことが、後遺症を軽くして人生を救うことに繋がるということを普及啓発しています。

今年は世界脳卒中デーキャンペーンの一環として、全国各地のモニュメント・建造物において、世界脳卒中機構のシンボルカラー(indigo blue)によるライトアップが実施されます。

各地のライトアップ

大阪府:太陽の塔

青森県:青森県観光物産館アスパム

栃木県:獨協医科大学

山口県:海峡夢タワー

香川県:高松シンボルタワー

熊本県:熊本大学病院 時計塔・プロムナード

静岡県:韮山反射炉

などです。個人的には住んだことのある青森で、アスパムしか見たことありません。青に染まったアスパムもとても綺麗です。その他の青もそれぞれ微妙に色が異なり幻想的です。疾病予防啓発のシンボルカラーは、糖尿病、大腸癌が青です。ライトブルーが前立腺癌。脳卒中がなぜ青(インディゴブルー)なのか、今の所分かりません。分かったらお知らせします。
茨城でライトアップするとしたら......県庁であったら壮観でしょうね。全国平均に比して脳卒中死亡率は茨城では高いことを考えますと、やはり啓発にどこかを真っ青にライトアップしたいところですね。

関連URL 日本脳卒中協会

青森県観光物産館アスパム

韮山反射炉

太陽の塔

時計塔・プロムナード

海峡夢タワー

院長

2021年10月28日木曜日

新型コロナワクチン接種 奮闘記 (事務のつぶやき) ~収束の願いを込めて~

 ワクチン廃棄ゼロをめざした事務方より





















「苦心の末に完遂」

令和3年5月10日、医療従事者に始まり、高齢者、接種対象者と順次接種をおこない、最終日10月23日をもちましてひとまず終了。ワクチン破棄なく完遂。3回目接種の情報待ちです。


「問い合わせに苦悩」

より多くの方により早く接種いただけるよう懸命に取り組んでおりましたが、先行の予約を取れない高齢者とのやり取りに追い込まれ、ご意見、苦言に心折れたこともありました。双方で大混乱。


「電話の嵐」

接種に関するお問い合わせ、予約と、電話が殺到し業務に支障をきたす状況となり、職員も疲弊する日々が続きました。私事ですが、就寝後、電話対応をしている夢を何度も見つつ、夜中に目が覚めあれこれ思い悩むこともありました。不眠...


「キャンセルの埋め合わせにヒヤヒヤ」 タイムリミット6時間!

体調不良、仕事多忙等、様々な理由でキャンセルが発生します。とくに若年者でしばしば発生しました。キャンセルの電話を受けるたび「oh my God!」 穴埋めに翻弄。最後の日まで気が抜けない状況にヒヤヒヤでしたが、国からの使命のごとく、ワクチン廃棄ゼロにこだわり、なんとか乗り切ることができました。
※このワクチンは1バイアル6人分の注射液準備後、6時間以内に接種する必要があります。時間を過ぎると廃棄となります。キャンセル1人分を次の日以降に回す等ができません。


「非常事態ゼロ」

事前に接種後の状態悪化時のシミュレーションや準備も行っておりましたが、幸い、ワクチンに関する事故や急性のアレルギー反応、血圧低下などの重大な合併症はゼロでした。


「重圧に負けず」

職員にとって、通常診療とコロナワクチン接種の両立はかなりの重圧であったと思います。不安を感じつつ、感染防止に努めながらの取り組みでした。皆さんありがとう。


「同志に感謝と敬意」

行政、医師会、医療機関、立場は違えども、同じ志のなか連携なくして成し得ない事業であると思います。ご主導、ご支援いただきました、ひたちなか市新型コロナウイルスワクチン接種対策担当の方々、ひたちなか市医師会の方々に御礼申し上げます。


「一致団結~これからも続きます」

10月23日、無事終えたことに安堵。達成感より脱力気味。そんなこと言っている場合ではありません。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いはまだ続きます。心晴れる日を願いつつ、一致団結!ガンバリマス。


コロナに負けるな!#支えあおう#LOVEひたちなか


聖麗メモリアルひたちなか

事務長 仲島





2021年4月19日月曜日

初めまして。関です。

初めまして。

4月から『訪問リハビリひだまり』のスタッフに仲間入りしました、理学療法士の関です。
この季節の新緑のごとく、エネルギッシュに精進してまいります。
何卒宜しくお願い致します。

早速ですが、皆さんリハビリの意味をご存じでしょうか?
リハビリとはリハビリテーションの略語です。
ラテン語で、『re(リ)再び habilis(ハビリス)適する』という意味です。

利用者様と楽しくリハビリを行って、元気に日常生活が送れるようお手伝いさせていただきます。

聖麗メモリアルひたちなか 訪問リハビリひだまり 理学療法士 関 恵里嘉

2021年2月11日木曜日

老化は病気である

LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界  - デビッド・A・シンクレア -

昨年9月に発刊された本で、ハーバード大学医学大学院で遺伝学の教授を務め、長寿研究の第一人者による「老化は治療できる病気である」という主旨の本です。100歳を超えてもなお50歳くらいの若さで生き生きと過ごせる、そんな世界が近づいている、と言います。内容を少し紹介します。

いろんな生活習慣病の多くは、老化によっておきている。個々の病気を、膨大なお金をかけて治療していくよりは、大元の「老化」を治療すれば、もっと安価に効率良く疾患を減らせるとも書かれています。

2019年の死因統計(日本)では、第3位にはじめて「老衰」が入っています。近年になり老化・老衰で死亡する割合が急増。しかしながら、老衰の本質はいまだよく分かっていないのが実状です。しかも、老化の研究はどの程度まで進んでいるのか知られていません。この本は、老化研究の現状(どこまで分かっているか)とこれからどうなるかが予想されています。

本の中で、著者が実践していることが書かれています。以下引用してみます。
===
・NMN1グラム(1000ミリグラム)、レスベラトロール1グラム(自家製ヨーグルトに振り入れて混ぜる)、およびメトホルミン1グラムを毎朝摂取する。
・ビタミンDおよびK2の1日推奨量を摂取し、83ミリグラムのアスピリンを服用する。
・砂糖、パン、パスタの摂取量をできるだけ少なくする。デザートを食べるのは40歳でやめたが、こっそり味見することはある。
・1日のどれか1食を抜くか、少なくとも少量に抑えるようにする。スケジュールが詰まっているおかげで、たいてい昼食を食べ損なっている。
・数か月に一度、専門家が自宅にやってきて私の血液を採取し、それを私は数十個のバイオマーカーについて分析してきた。どれかのマーカーが最適値を外れていたら、食物や運動を通じて修正する。
・毎日できるだけ歩くことを心掛け、上の階に行く際には階段を使うひょうにしている。週末はほとんど毎週、下の息子ベンと一緒にジムに行く。ジムではバーベルを挙げ、少しジョギングをし、サウナでしばらく過ごしてから、氷のように冷たい水風呂に漬かっている。
・植物をたくさん摂取し、ほかの哺乳類を口にするのはなるべく避けるようにしている(おいしのはわかっているのだが)。運動したときには肉を食べる。
・タバコは吸わない。電子レンジにかけたプラスチックや、過度な紫外線や、レントゲンやCTスキャンを避けるようにしている。
・日中と就寝時は、涼しい場所にいるようにする。
・健康寿命を延ばすうえで最適の範囲内にBMIを保つことを目指している。私の場合はそれが23〜25である。
===
以上、引用でした。

運動習慣や食事抜きなどは私にもできそうです。
(甘い物大好きの私には、砂糖少なめ、デザート抜きはきついかも。。。)

注意:人間を対象にした臨床試験が現在進行中ではあるものの、厳密で長期的な臨床試験がなされた老化の治療法や療法は一つも存在しません。NMN等のサプリメントも、老化を防ぐ確定的な証拠はありません。さらにメトホルミンは糖尿病治療薬であり、日本ではサプリメントしては手に入りません。

寿命が延びたら、人口は急増して、地球がもたないと言う考えもありますが、著者はそうはならないと言います。なぜかは、本を読んでみましょう。

そして、何歳になっても、挑戦し続けることができる、そんな未来をどうやって生きていくのか。生き方も変わっていきますよね。

さて、私くらいの年齢では、この老化治療の恩恵にあずかることはできるのだろうか。ギリギリか。。。

(この本は、結構なボリュームあり、お値段もそれなり。手っ取り早く内容を知りたい方は、ネット上の要約サイトや中田敦彦のYouTube大学をご参照ください。)

院長


初めまして! 菊地です。

 2月から入職しました作業療法士の菊地です。 これまで回復期病棟やケアミックス病院を経て、脳血管疾患や整形疾患、神経難病の方々などの在宅復帰に携わってまいりました。退院後に訪問リハビリを担当する機会もあり、退院後の生活支援の重要性を感じ、今回の入職に至ります。 家での生活は家...