2020年5月18日月曜日

知恵と忍耐

2020.5.14 NHK
 茨城県は、5月15日に緊急事態宣言が解除されました。それを受けて、その週末から翌週にかけて、徐々に飲食店などの営業が再開されてきています。まだまだ制限はあるものの、もとの生活に戻りつつある、そんな空気を感じます。
日本の感染者数と死者数は,諸外国と比して格段に少ないと報告されています。これをジャパンミラクルと言うそうです。
日本経済新聞より
 感染による死亡者数(人口に対する割合)は、イギリスの100分の1,アメリカの50分の1とのことです。欧米の先進諸国に比してもこの割合です。都市のロックダウンに至ることもなく、国民への柔らかな自粛要請に応じて国民が努力した。感染率や死亡数の少なさは、BCG接種が効いている等、原因を推測する説明もあり、またクラスター対策が功を奏したとも言われています。日本の対策は成功している、今の所、そう思いますし、日本人の智恵と忍耐に敬服します。今後、第2波、第3波、の到来に備えて、感染予防の対策を習慣化していかなければなりません。

院長

福島孝徳先生追悼

以前、本院(聖麗メモリアル病院)の手術顧問としてお世話になっていた米国デューク大学脳神経外科教授 福島孝徳先生が今年3月にご逝去されました。「神の手」としてテレビ出演したこともあるので、ご存じの方もおられるかも知れません。 聖麗メモリアル病院でも、昭和 58 年 (1983 年 ...